毛筆 三体五字  練習問題


毛筆一級第一問は、五字一句を三体で書く問題です。
漢詩の中から258句を選びました。

練習の参考にしてください。
  


表の使い方

表計算でこの表をコピーして貼り付けます。
書式を再設定します。
元数は変わりません。

課題の表の「あ」の計の6は、 =COUNTA(雨過松竹香の一つ上のセル: 延年壽千秋の一つ下のセル)
です。
同じように「か」の合計、同じようにして「わ」まで合計が出るようにします。



集計表は、元数は変わりませんので、数字の通り入力します。

誤りの行は、「あ」の誤り6のセルには sift=か+で 課題一覧の表の
「あ」の小計6のセルを指定します。
同じように「わ」まで指定します。

正解は sift=か+で 元数のセル−誤りのセルの
計算式をいれます。

自己判定の式は 正解合計÷元数合計(258)x100 で正解の%を出します。
初めは当然0%です。
これを原稿として、保存します。


原稿をコピーして、1回目の問題集にします。
練習の後、三体きちんとかけたら、その課題の行を
削除して、書けなかった課題だけを残します。
自動計算しますので、その都度%が出ます。

これを名前を変えて保存します。

保存したものをコピーして、2回目の問題集に
します。
練習ののち、三体がきちんとかけたら、その課題の行を
削除して、書けなかった問題だけを残します。
その都度、全体の中での、できる%が出ます。
これを別名で保存し、さらに次の問題集を作ります。

これを繰り返していくわけです。


%が上がれば上がるほど、課題は少なくなり、
練習は楽になります。
問題が少なくなっても、自己採点の評価は
最初の全体(258)に対する%です。

目標は、初めは50%、次は70%くらいを目安に練習して、
最後は90%です。


( 読みは課題の2〜3字を音読みにして
見出しのラベルにしていますので、
正しい読み方ではありません。
句を探すときに便利なので。)




毛筆三体五字

 元数
258


 誤数
258


 正解
0


自己採点
0.0

正解数÷元数x100 =  0 %



元数、誤数という日本語が
あるかどうかわかりませんが
全体の数、間違った数という
意味で使っています。



グラフを置くと変化がわかり
やすいです。





集計表

区分 元数
誤り
正解

*





6
6
0
0.0

59
59
0
0.0

104
104
0
0.0

26
26
0
0.0

1
1
0
0.0

33
33
.0
0.0

8
8
0
0.0

8
8
0
0.0

12
12
0
0.0

1
1
0
0.0
*




合計
258
258
0
0.0


課題一覧

No

読み
課題
小計
合計
*





1



6

2

うかしょう
雨過松竹香

3

うしゅうか
雨収花竹涼

4

うんしんふ
雲深不知處

5

うんどうそう
雲動忽青山

6

えんしゅうじ 縁愁似個長

7

えんねん
延年壽千秋


8



59

9

があいかじつ
我愛夏日永

10

かいくん
懐君屬秋風

11

かいもん
開門多落葉

12

がくし
樂志一家春

13

かくせい
鶴聲秋更高

14





15

かくぶ
鶴舞千年樹

16

かじつ
何日是歸年

17

かしょしゅう
何處秋風至

18

かしょてい
家書抵萬金

19

かしょとく
何處得秋風

20





21

かちくゆう
花竹有和氣

22

かはつ
花發玉楼春

23

かぼく
夏木自新色

24

からく
花落知多少

25

かんか
看花還看花


26





27

かんじか
感時花濺淚

28





29

かんじじ
閑時自養神

30

がんぜんむ
眼前無長物

31

かんそうむ
寒窓夢不成

32

かんとうかい
觀濤海門秋

33

かんとうちく
寒燈竹屋間

34





35

きくかかん
菊花寒更香

36

きくかれい
菊花令人壽

37

きくしょうた
菊松多喜色

38

ぎぜちじょう
疑是地上霜

39





40

きゃくしんそう
客心爭日月

41

きゆうまん
亀游萬歳池

42

きょこくさん
去國三巴遠

43

きょとうぼう
擧頭望山月

44

きんじょうがく
今上岳陽樓

45





46

くうざんふ
空山不見人

47

けいえいじ
形影自相憐

48

けいそうらい
啓窓来清風

49

げっとうてん
月到天心處


50

げっとうせん
月到千家静

51





52

けんこんにち
乾坤日夜浮


53

げんしさい
言師採藥去


54

こうんどう
弧雲獨去

55

こううんし
行雲思故山

56

こううんろう
黄雲老樹秋

57





58

こうがにゅう
黄河入海流

59

こうかう
江花雨滴上

60

こうげつや
江月夜深高

61

こうざんまん
江山滿花柳

62

こうじゅてん
紅樹添秋色

63





64

こうじょういっそう
更上一層樓

65

こうじょうし
江上之清風

66

こうじんきょ
行人去不息

67

こうちょうわ
黄鳥話春深

68

こうへきちょう
江碧鳥逾白

69





70

こうろいってん
紅爐一點雪

71

こきゃくさい
孤客最先聞

72

こくはさん
國破山河在

73

こしゅうさ
孤舟簑笠翁

74

ごそとうなん
呉楚東南圻

75





76

こんしゅんかん
今春看又過 


77

こんしんかん
渾身寒如氷

78

こんべつ
恨別鳥驚心

79

こんよくふ
渾欲不勝簪

80



104
81

さいうき細雨菊花天

82

さいげつ歳月不待人

83

さえんえ茶煙永日香

84

さくやいち
昨夜一聲雁

85

さこうたい
茶香帶雪浮

86





87

さわざぼう
茶話座忘機

88

さんいこう
山意向秋多

89

さんかげい
山花迎客笑

90

さんがし
山河四望春

91

さんかんし
山間之明月

92





93

さんくうし
山空松子落

94

さんげつや
山月夜窓寒

95

さんこうしょう
山光照我心

96

さんしゅうきく
山秋菊葉香

97

さんしょうや
山鐘夜雪時

98





99

さんじょういん
山情因月甚

100

さんしんちょう
山深鳥自飛

101

さんすいゆう
山水有清音

102

さんせいか
山青花欲然

103

さんせいじ
山静似太古

104





105

さんていがん
山低雁影遥

106

さんばんうん
山晩雲和雪

107

さんぽえい
散歩詠涼天

108

さんぽうせん
山峰染月寒

109

さんめいせつ
山明雪夜晴

110





111

しごにゅう
詩語入秋高

112

しじんただ
至人只是常

113

しつかんさ
室閑茶味静

114

しゅうおくよう
秋屋葉聲中

115

しゅうっきゆう
秋氣有佳色

116





117

しゅうげつしょう
秋月照桐心

118

しゅうこうけい
秋高佳風月

119

しゅうしょくせい
秋色静中生

120

しゅうしょくがん
秋色雁聲邊

121

しゅうせいてん
秋聲天地間

122





123

しゅうせいふ
秋聲不可聞

124

しゅうちょうまん
秋澄萬景清

125

しゅうちょうこう
衆鳥高飛盡

126

しゅうとうこう
秋到黄葉落

127

じゅうばかん
戎馬関山北

128





129

しゅうふうはつ
秋風發初涼

130

しゅうふうふ
秋風不相待

131

しゅくざいばい
宿在梅花外

132

しゅじゅせき
宿昔青雲志

133

じゅしょくにゅう
樹色入秋老

134





135


春雲五色開

136

せいいうんご
春雲長似帶

137

しゅんざんそう
春山草木新

138

しゅしょくが
春色畫圖開

139

しゅんちくちょう
春逐鳥聲開

140





141

しゅんしょくこう
春風香梅花

142

しゅんぷうこう
春風江上路

143

しゅんぷうせい
春風生福寿

144

しゅんぷうにゅう
春風入萬物

145

しゅんみんふ
春眠不覺暁

146





147

しゅんらいきき
春来喜氣迎

148

しょうえいにゅう
松影入窓間

149

しょうかせい
松下清風来

150

しょうかもん
松下問童子

151

しょうかんしょう
松間照新月

152





153

しょうこうはく
松高白鶴眠

154

しょうじゅせん
松壽千年翠

155

じょうしゅんそう
城春草木深

156

しょうしんこう
傷心江上客

157

しょうせいかく
松静鶴留聲

158





159

しょうぜんげ
牀前看月光

160

しょうちくじょ
松竹助清幽

161

しょうむこん
松無古今色

162

しょしょもん
處處聞啼鳥

163

しんえんこう
新燕向窓飛

164





165

しんおうおく
新鶯憶葉囀

166

しんげつさい
新月細如眉

167

しんげつし
新月始澄秋

168

しんせいい
心清意自閑

169

しんせいむ
心清無別事

170




 
171

しんちょよう
心緒逢揺落

172

しんぽうむ
親朋無一字

173

しんみただ
真味只是淡

174

しんりんじん
深林人不知

175

しきゅうふ
水急不流月

176





177

すいしんぎょ
水深魚極楽

178

すいせいむ
水清無大魚

179

せいきょくぜ
静極是眞源

180

せいざんげん
青山元不動

181

せいしゅうちく
清秋竹露深

182





183

せいしんみょう
清神茗一杯

184

せおふうにゅう
清風入梧竹

185

せいふうばん
清風萬里秋

186

せきもんどう
昔聞洞庭水

187

せじうん
世事雲千變


188





189

せつしょうさん
雪消山岳露

190

せんげんよう
川原杳何極

191

せんざんてん
千山添翆色

192

さんざんちょう
千山鳥飛絶

193

せんしらく
先至洛陽城

194





195

せんせいじょ
泉聲如舊時

196

せんせいたい
泉聲帶月静

197

せんぽうこう
千峰紅葉村

198

そうかゆう
窓下有清風

199

そうかんりょう
相看兩不厭

200


 

201

そうこうさん
霜降山水清

202

そうそうりん
相送臨高臺

203

そうほうもん
相逢問愁苦

204

そんせいちょう
村静鳥聲樂

205

  26

206

ただざいし
只在此山中

207

ただゆうけい
只有敬亭山

208

だれちめい
誰知明鏡裏

209

たんがあん
淡雅安吾素

210

だんきんふく
彈琴復長嘯

211





212

ただもん
但聞人語響

213

ちょううかん
聴雨寒更盡

214

ちょうこうばん
長江萬里春

215

ちょうすいかん
潮水還歸海

216

ちょうてい
鳥啼春日遲

217





218

ちょうらいにゅう
朝来入庭樹

219

ちょうらくばん
長楽萬年歓

220

ていちょううbb
啼鳥雲山静

221

ていとうし
低頭思故郷

222

てんげゆう
天下有常然

223





224

てんかんげつ
天寒月照霜

225

てんこうぐん
天高群星近

226

てんせいかく
天清鶴能高

227

てんせいがん
天青雁外晴

228

でんぷう
田風麦気清

229





230

とうかせん
桃花千歳春

231

とろうばんり
 登樓萬里春

232

どくざゆうこう
獨坐幽篁裏

233

どくしょゆう
讀書有眞樂

234

どくてきかん
獨釣寒江雪

235





236

とすいふく
渡水復渡水

237





238



1

239

にちぼひ
日暮飛鳥還

240





241





242



33

243

はくうんじきょ
白雲自去来

244

はくうんじょう
白雲常自閑

245

はくうんほう
白雲抱幽石

246

はくじつえ
白日依山盡

247

はくとう
白頭掻更短

248





249

はくはつ
白髪三千丈

250

ばんけい
萬径人蹤滅

251

ばんじかい
萬事皆如夢

252

ばんじしゅ
萬事酒盃中

253

ばんぶつ
萬物生光輝

254





255

ばんりと
萬里渡河汾


256

ばんりむ
萬里無片雲

257

ひっけんとく
筆硯得佳友

258

ぶふう
微風吹幽松

259

ひゃくねん
百年書法裏   


260





261

ひょうけん
憑軒悌泗流

262

ふうか
不雨花猶落

263

ふうこうどう
風光動四隣


264

ふうずいけい
風隨惠化春

265

ふうせいご
風静語丹鶴

266





267

ふうせいせいしょう
風生松下涼

268

ふうせいちく
風聲竹裏閑

269

すうらいすい
風来水面時

270

ふうりんこう
楓林江色寒

271

ふうんゆう
浮雲遊子意

272





273

ふかくとう
不覚到君家  


274

ふくしょうせい
復照青苔上


275

ふせいむ
浮生夢一場

276

ふでこ
不是故郷人


277

ふちめい
不知明鏡裏

278





279

へんけいにゅう
返景入深林  

280

ほうかれん
烽火連三月

281

ほくふう
北風吹白雲

282



8

283

みたん
味淡有眞樂

284

みょうげん
妙言無古今

285

むちゅう
夢中歳月長

286

めいげつあい
名月愛流水

287

めいげつせい
名月清風夜

288





289

めいげつりゅう
名月流素光

290

めいげつらい
明月来相照

291

もくようどう
木葉動秋聲


292


8

293

やぎく
野菊淡秋心

294

やしんめい
夜深明月孤

295

やらいふう
夜来風雨聲

296

きんじゅうせい
幽禽聲自樂

297

きんじゅうたん
幽禽堪夜寒

298





299

ゆうじんおう
幽人應未眠

300

ゆうぜんとく
悠然得佳趣

301

よくきゅう
欲窮千里目

302



12

303

らいおう
来往預期程


304

らくじつ
落日満秋山

305

らっか
落花渓水香

306

りかはく
梨花白雪香

307

りゅうすいい 流水意長閑

308





309

りゅうすいかん 流水寒山路

310

りんも
林茂鳥知歸

311

れいじつ
麗日散光華

312

るいじん
涙盡日南珠

313

ろうかく
老鶴萬里心

314





315

ろうはん
老伴無如鶴

316

ろうびょう
老病有孤舟

317



1

318

わき
和氣作新年

319





320





*







合 計
258
258
258



過去の試験の課題を見ると、あまり難しい字は出ていない
ように思います。

基礎的な字を三体で正確に書く練習をするといいと思います。


半紙は折ってもよいと聞いています。
上下左右の余白を取る。
行間の余白を通す。
上下の字の間隔はあけすぎない。


大変ですが頑張りましょう。




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